しゃがむ、という動作ができるようになってきました。
毎日少しずつ膝を引き寄せ、ももの全面もストレッチしながら体重を少しずつかけていきます。
はじめは股関節を開いた状態でのしゃがみこみがクリア、繰り返していくうちに両足を揃えてのしゃがみこみもできるように。
しかし正座はダメですね。結構頑張ってる気がしてるんですが、お風呂でやってもダメ。
屈曲自体はかかとがおしりに付くまで曲げられるようになったのに体重をかけるとなると痛い。
どのあたりが痛みます?
えっと、お皿の外側かな?
コネコネ・・・。(さすったりこねたりなんかやってる。)
どうですか?
あ、大丈夫です。でも今度こっちがつっぱってる、かな?
はい。コネコネ・・・。
どうですか?
おおっ、直ってる?
なんかリビングのドアが閉まらなくなって、職人さんに修理に来てもらった時に似てるな・・・。
こんな風に治療していただいています。ゴッドハンドなんですよねー。ほんと。
私もこの必殺技、マスターしたい。国家資格の勉強しようかしら。
ともあれ、適当でいいからトレーニングの前、後と自分でしっかりマッサージするよう言われています。
ボールを使ってもいいし、下手でもなんでもとにかく刺激をしてあげることが大切なようです。
(ところでマッサージ用のボールはメタックスボールがオススメですよ!)
なんでも腿のいくつかある筋肉同士のすべりが悪くなっているので、膝を曲げるシステムもスムーズに動けないために負担がかかるのだそうです。
また、膝のお皿の裏側(下)には脂肪のつまった袋が入っていて(膝蓋下脂肪体)この脂肪体ちゃんのあたりに痛みを感じるセンサーが多いんだって。
膝の関節の中って、はじめに受診した時にも教えてもらったのですが本当に色々なものが入っていて渋滞しやすいと。なので顔を合わせる度に
とにかく揉むこと!マッサージすること!
って何度も何度も言われるのですね。(今になってようやく理解)
大腿四頭筋をマッサージして、トレーニングして筋肉をつけて、またマッサージして、今関節をギリギリ支えている部分にかかっている負荷を無くしていってあげる。
治るまではひたすら、ただひたすらその繰り返し。
骨折って、骨のほうは身体が勝手に治してくれるけれども、あとのリハビリが自分の努力次第。ほんと大変だ。知らなかったことばかりです。
トレーニングはスクワットからニーベントウォークに負荷アップ。
こんな動き↓
これで数日やってみて、次から片足ジャンプを、という予定だったのですが膝に痛みが出たためこれは次回まで中止となりました。
あ、スケートはまだダメですよ。先生からの許可おりてませんからね。
ジャンプの許可って陸上での話ですよ。
(ニコニコ。)
えっ。もうとっくに復帰してはい、そうですよね。(ニコニコ。)
(しばし二人で笑顔。)
まあ転んでしまえば陸でも氷でも同じなんですけどね。
スケーティングだけやっている分には問題ないし。
でも、気持ちはわかりますけど、次折れて手術になっちゃうと今度は本当に時間がかかちゃうから。
ですよねー。
で、今どんな感じですか?
うーん、軽く足慣らし程度かな。インからアウトへのターンの時痛いです。
ダメですよ。(ニコニコ。)
ですよねー。(ニコニコ。)
(終始和やか。あれ?これ私は笑っちゃいけないとこだったかな?)
ニーベントウォークはいいですよ。
あらためてトレーニングの時間をとらなくても、家の中での移動をこれに切り替えるだけで「ながらトレーニング」ができるので。
外でやると犬に吠えられちゃうかもしれませんが。
時間があまりなくても手軽に下肢を強化することができます。これを読んでくださっているアナタも、是非ご一緒に!
歩行はかなり左右均等に近づいています。
まだまだ右足の脚力が弱く、左足と右足の踏み出すパワーバランスがとれていないのでややもすると「びっこひいてる?」ような気がしてしまいますが、周りから見てケガ人だとわかるようなことはなく綺麗に歩けていると思います。
しゃがみこみもできるようになったし、この調子だと次回のリハビリの頃にはもしかしたら正座ができるようになっているかな?
診察&レントゲンの結果次第では、通院生活ももう少しで卒業でしょうか。
治療はもちろんですが、いろいろとご指導頂けることがとても心強いので、卒業は心細いというか寂しいです。
しかしケガをしている自分がすっかり日常になってしまっている・・・。
人間ってこんな時にまで現状維持バイアスがかかるんですかね〜。
ま、今は無心でトレーニング!ですね。