関節炎

三寒四温。いや、一進一退というべきか。

骨折から3ヶ月。
氷上練習のOKももらって、スケーティングからはじめて様子をみていたレッスンも、ジャンプ・スピン・ステップと以前と同じように進めていただけるようになり、もうほとんど治ったような気がしていたのですが。

なんか、どうも痛い。
膝の上が腫れていて足の運びが重い。階段が降りにくい。
外を歩くとお皿全体がズキっとくる。
「なんか変だなー。」
と思いつつ坂を降りようとしたら一歩踏み締めるたびに痛みが。

結論からいうと膝の関節に水がたまっていました。

膝に掛けている負荷については思い当たる節がありまして。
この頃、2時間ぶっ通しでジャンプ練習をしたりしていました。

実は以前にも膝が腫れたことがありまして。
その時は変なひねりが入った状態での転倒を何回か繰り返したせいだと思うのですが、だんだん水が溜まってきて、しゃがみこむことができなくなって受診。

整形の先生に水を抜いてもらったら、黄色い関節液と一緒に軟骨のかけら(細かいカスみたいなやつ)が出てきたという。

先生
先生

あ、これが原因ですね。軟骨の破片が刺激して炎症を起こしていたんですよ。

 

その時と同じような感じだったので今回はすぐに気がつきました。

膝の水って抜かなくても、大事をとっていればいつかは自然に吸収されるみたいなんですが(そもそも常に関節液は分泌と吸収が繰り返されいて、そのバランスが崩れた時に溜まってしまう。炎症が引けば自然と元に戻る。)

まあ、たくさん溜まってしまっている状態ではそれも時間がかかるし。
練習もあるし。
なにより溜まっている状態では苦しいので人生2度目の

関節穿刺 

をすることに。
この響き、怖くないですか???
私は痛いのダメすぎて血管迷走神経反射を起こしかねないほどのチキンなので
(実際に血圧が下がりすぎて倒れたことがある。)
診察室でひとりキャーキャーお祭り騒ぎ。

ただ、以前に抜いてもらった時、あまり痛みを感じなかったんですよね。

先生
先生

え?ぜんぜん痛くなかった?そんなわけないでしょう。針を刺すんだから。それはきっと運が良かったんですよ。

なんでも、大きめの神経に当たっちゃうとちょっと痛いかもということなので
そこは運次第ということなのか。
いやいや、先生は絶対腕がいいはず!!

先生
先生

はい、いきますよ〜。

フラ
フラ

うっ・・・。う?

結果、全然痛くなかったです。(笑)

刺す時と抜く時は、「ああ、針ですね。」
というちょっとした痛みはあるけれど、全然大丈夫。我慢できないほどじゃない。
2回やって2回とも同じくらいだったので、(このあと3回目も予定しているのですが)
もうこれ、多分こんなものなのでしょう。
膝に水がたまって不安な方!
大丈夫ですよ〜!

お皿の上が腫れていたため、刺した場所はお皿の斜め上、外側。
ここから針を刺して、関節包の中の水を抜きます。
以下、ちょっと注射跡の写真載せます。苦手な方はご注意下さいませ。

 
先生
先生

骨折したときにね、軟骨も一緒に損傷しているはずなので・・・軟骨ってレントゲンには映らないんですけど。
骨折にともなう関節炎ですね。
3本あるうちの1本めがまだくっついていないし、完全につくまであと2ヶ月くらいかなあ。

軟骨か〜。
焼き鳥たくさん食べたら早く治るとかさ、そういう裏技、なんかないの?
3ヶ月くらいで完治かなと思っていたのですが、そうもいかないみたい。

ところで膝関節に負担がかかるのは、なにも軟骨のせいだけとは言えないっぽくて。
腫れがあるということで、理学療法士さんにお皿の上の部分を内側、外側ともに(腿前面の筋肉と膝蓋骨がつながっている腱のあたり)を念入りにマッサージするよう再度指導されたのですが、なんでここにそんなに執着(?)するんだろう、と自分でもちょっと勉強してみたところ、どうもここ(大腿四頭筋)がほぐれていないと、膝関節の中に入っているもろもろが滑らかに動いてくれないみたいなんですね。
関節の動きとともに、しかるべきところに移動するはずの組織がちょっと引っかかる。
そういうのも炎症や痛みの原因になるみたいなんです。

そういえば最近ももが張って固くなっていたのを放置しぎみだったかもしれない。
まだまだ手がかかる子です。
マッサージしなくては。

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