1.膝のお皿を骨折!手術はするの!?全治はどのくらい?

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ついにやってしまいました

こんにちは!フランソワです♪(←カラ元気)
ついにやってしまいました。フィギュアスケートで骨折。

「スケートで骨折」
「ごはんにふりかけ」 


似てますな!(笑)



最初からこうなることが決まっていたみたいに(“しるし” / Mr.Children)
って歌い出したくなるほどにはド定番。デフォ。伝統。なんならオーセンティック。
テンションがブロークン。いや、ブロークンしたのはレッグ。

ではなくて。膝のお皿です。膝のお皿を膝蓋骨というのですね。
不注意からリンクでつまづいてしまい、膝から転倒してしまいました。


この日はちょっと気持ちの晴れない日で、うつむきがちだったのとボーッとしていたのが悪かった。前傾姿勢はあまりよくないですね。


それから心ここにあらず、といった状態でスポーツ、運転等の危険な行為は絶対にダメです。
わかっていたのに、油断ってするものですね。反省です。

しかしながら滅多にないことなので、ここに骨折生活の記録を残したいと思っております!
それでは、はじまりはじまり〜。

フラ
 

テンションどうかしてるだろ。頭も打ってるんじゃないのか。

はじめは折れてると思っていなかった

骨折をした時の状況

受傷の経緯としては、前述の通り氷の上でつまづいて転倒したというものです。


難しい練習をしていただけでもなんでもなく、本当に「ただ滑っていただけ」の状態で左のトウをひっかけて右膝から落下。


まわりの方に大丈夫ですか?って声をかけていただき、大丈夫です〜と笑顔で起き上がろうとしたら右膝が伸びたままで立てない。そのときは少し、いつもより打った場所が悪かったな、くらいにしか思っていなかったです。


手を使ったりしてなんとか立てたし、リンクサイドをびっこをひきながらも少し歩けていたし。

2、30分冷やしてみて、どうしてもダメそうなら今日はあきらめて帰るか。

とか考えていました。ですがその冷やしている間にもどんどん血液が膝にたまって腫れてきたせいなのかアドレナリンが切れたのか?


靴を脱いで帰ろうと思った頃にはもう両足で立つことも歩くこともできなくなっていました。
移動は軽快な左足ケンケン。


ちなみに打った時10分くらいは少し気分が悪かったかもしれません。暑さを感じて上着を脱いでいました。


はじめの病院での診断結果

休日のためやっている整形外科は軒並みお休みでしたが、ありがたいことに診てもらえる医院を発見して車で向かいました。(家族に迎えにきてもらった)


今思うと確かに少し気分は悪かったです。でもいうほどじゃないというか、たいしたものではなく、よく聞く、脂汗が出るとか程遠い。痛みも動かしさえしなければ鈍痛程度。


なのにレントゲンを見ながら先生から出た一言が

「あー、こりゃ完璧に折れちゃってるわ〜。」

この時が一番気分が悪かったです!ぐるぐるめまいがして、どっかつかまっていないとヤバイって感じ!


動揺してしまって、先生の説明を聞くのも必死でした。
診断の結果は膝蓋骨(いわゆる膝のお皿)の骨折。


確かに画像を見るとYの字に線が入っていて3つに分かれておりました。
ただ、比較的きれいに折れているとのこと。


先生曰く、

・折れた骨が離れてしまっているということはなく、近くにとどまっているため保存療法(ギプスで固定するだけ)で自然に治せる。固定期間は6〜8週間。

・手術をすると1週間ほど治療期間(競技復帰)を短縮できる。だが金属を入れるし、違和感がある。1年後に抜釘手術(ばっていしゅじゅつ)をしてボルトやワイヤーを抜くために再び手術することになる。どちらを選ぶかはその人のやっている競技や日常の生活に与える影響次第。(要するに自分で選べるよってこと)

その時は突然のことだったので動揺のあまり、何をどう決めようもなく、とりあえず今シーズン試合(大会)を控えている訳じゃないし。と、人生初のギプスというもので固定をしてもらうことにしました。


素材は水硬化樹脂というもので、水をつけると化学変化を起こして30分以内には完全に固まるという長い板でした。石膏じゃないんですね!
(後から知ったのですがギプスではなく、シーネという固定具だったようです。)

その板を脚に沿って形を合わせて霧吹きでお水をシューシューかけていました。
脚を置いて包帯でぐるぐる巻きにして、あとは固まるのを待つだけ。


「ボートにも使う樹脂なんですよ〜。」なんて楽しく雑談したりして。


今後通院などすることを考えると、かかりつけ医に行く事が望ましかった為、お手紙を書いてもらって、休み明けに改めて受診できるようにしてして頂きこの日は帰りました。

・痛み止めの飲み薬と座薬×4日分
・松葉杖の預かり金
・受診の料金やら装具(ギプス)やら

この日は病院だけで14,000円くらいかかりました。
※このうち松葉杖の預かり金3,000円は返却時に返金されました。

帰宅後

帰宅後、便利だったものがいくつかありますので書いておきます。

骨折当日のお役立ちツール

ぐるぐるまきにされたあんよ。
膝上がパンパンに腫れています。

水を使わないシャンプー

この日は入浴不可ということでしたので、資生堂TSUBAKIのドライシャンプーを買って帰りました。(歩けもしないし、そもそも入れっこないのですがしばらく入れないだろうと思ったため)


ただこれは、大量に使ってしまったせいかあとでミントがしみて厳しかったです。


適量を使った場合のことが分かりませんが、爽快感は強め。女性よりも男性向けではないかと思いました。

ムースでもリキッドでもなく、頭皮に直接出して使うノズルが私には使いにくく感じました。
以前からあるスプレーボトルのタイプが好き。刺激もないしさっぱりするし。風邪のときなんかに使ってます。(コレ↓)

氷嚢

なるべく腫れさせないように、3日間は冷やすように、とのことでしたので百均にて氷嚢を書いました。氷嚢は結構高いので百均で買うのがよいと先生から伝授。

これは本当に便利で快適でした。冷却なんて保冷剤でいいんじゃないかくらいに思っていたけど全然違う!結露してビショビショになることもないし、氷と水の配分次第で微妙な温度調整ができるし、なによりフィットします。

※ただし2つ買って1つは不良品でした。蓋から水が漏れてきてしまって。百均だったし2つ買っていたのであきらめはつきましたが。

蓋を開けて水と氷を入れて使います。氷が溶けきってしまっても体温よりは全然冷たいです。
こんなに便利なものだったなんて・・・!!

通販にあるものはもっと丈夫そうでした。冷温両用ということであって困らないかも。

ネット包帯

それから上記の氷嚢をとめるもの。膝の上に乗せて冷やし続けたいのですが、少しでも動くとどうしてもずれたり落ちたりしてしまいます。


タオルや風呂敷で包んで縛ってみたりしたのですが、重みあるしズルズルと落ちてしまう。
そんな中でたどり着いたのがこれ!

ギプス+腫れた膝+氷嚢。
普通の膝やもも用のネット包帯ではとてもじゃないけれど幅が入りませんでしたが、このネット包帯は網目が大きく、伸縮性が抜群。


ネットなのでしっかりとフィットして、横向きに寝ても、立っても一切ずれることなく快適に使えました。ありがたかった!

これで手で押さえ続けないですみます

強力突っ張り棒

後述しますがこれは買ったものではなく、もともと自宅にあったものです。
リビングに洗濯物を干せるように。

当日を振り返って

この日はとにかくだるくて仕方がなく、帰宅してからもずっと横になっていました。
幸い休日で家族が家にいたため、食事はコンビニに買いに行ってもらえたし、洗濯も簡単な掃除もやってもらえて楽ちん・・・。

しかしながら我が家は戸建のため家事動線がなかなか大変です。

洗濯に関しては、今後の家族の負担も考えて強力つっぱり棒をリビングに設置してもらいました。こうしておけば少し動けるようになったときに私にも干すことができます。


生活にどうしても必要なものは全てリビングに集結させて、なにやらとても狭くなりました(笑)
それでいて秘密基地のような、ワンルームマンションのような、なかなか居心地よく楽しげな様子です。家にいても非日常って楽しめるものですね。

困ったのは階段での移動ができないため、寝室に行かれず床に寝るしかなかったことと、(この日から3日間床に寝続けました)トイレにちゃんと座れないこと。


右足が足の付け根から棒状に固定されているため、先の部分にちょこんと腰掛けることしかできません。(椅子もですが)和式しかなかった時代は一体どうしていたのだろうかと考えるとぞっとします。

それから松葉杖を支えるための持ち手のところで擦れて、手のひらがヒリヒリと痛くなりました。
持ち手のところにアンダーラップテープを巻きつけてしのいでいました。

さて、足の方ですが、固定してあるとはいえ、膝の場合は腫れればどうしても痛みが強くなるためこの日はひたすら腫れ防止に留意します。

・当日〜3日間は冷やし続ける。少しでも腫れをすくなくするため。
・足を下に降ろさない。なるべく上に。下ろすと腫れてしまう。


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